トラップコレクション!
君は扉を開けて、ゆっくりと部屋に入った。
そこは狭く薄暗い部屋だった。ランタンをかざして周囲を見渡して見る。
この部屋は丈夫な木で作られた棚に囲まれているようだ。ほこりをかぶった分厚い本達がそのなかに納まっていた。
部屋の中央には小さなテーブルが設置しており、君はその上に無造作に置かれた書物を手にとった。
「GBトラップ大全」
どうやらゲームブックにおける罠を網羅した本らしい。
君は──
文章はここまでで、残りは真っ白なページが続いている。
君は本をテーブルに戻し、ため息をつく。 ゲームブックはなんと罠が多いものなのか。
いや、まてよ。 まだ他にも罠はあったかもしれない・・・。
もし君が新たなゲームブックの罠に気づいたなら書き加えてもよい。
そうでなければ部屋を出ること。